【2020年1月のレッスン】 ふっくらしっとり、魚の切り身のやさしい味噌煮。年中役立つおかず満載の、ご飯がすすむ日本の家庭料理献立！

今年は自然災害に見舞われた一年でしたが、年号も平成から令和に！即位礼正殿の儀、祝宴、パレード、続いてローマフランシスコ教皇の来日と、次々と艶やかでありながら、何処か清楚な涙と柔らかな微笑みに感動を頂いた今秋でした。

家庭の食事には、あの晩餐会のような華やかさはありませんが、家族一人一人の健康を預かっているという大切な役が有るんだよなぁ〜と、食卓で愛を育んでいるんだなぁって、改めて思う毎日です。「お母さん！これ美味しい！又作ってね！」とか、無口な夫がポツリと「うまいな♥」なんて言われると、作る人にとってはどんなプレゼントよりも嬉しいですよね！一回でも多く「美味しい！」の言葉が家族からプレゼントされる様にお手伝いが出来ればと、2020年ももっと勉強してみなさんに色々ご紹介していきますね！毎回のレッスンをお楽しみに！

そんな訳で2020年最初のレッスンは？

我が矢澤家の面々も、「うん、うまい！！」と納得の献立を組んでみました。

1品目は、生徒さんからの「先生！鯖の味噌煮教えて〜！」リクエストに応えて、秘伝の味噌煮をお伝えします。お魚の種類は天候に左右されやすいので、私にお任せということでお願いしますね。今のところ、鯖か鰆（サワラ）でと思っています。そうそう「鰰（ハタハタ）」の味噌鍋なんてのも美味しいんですよ〜。こちらはまた別の機会に。

2品目は桜海老を使った茄子のマリネを。茄子はちょっと季節外れですが、年中作れる定番モノ。これは娘の「イケる！！」の太鼓判を頂いて、皆さんにいち早くお伝えしたいと思い組み入れました。

より一層寒くなるこれからの季節の一品としても、たっぷりと野菜が食べたい時にサラダ代わりとしてもGood！な、鶏団子のスープ。生姜が沢山入っているので身体の中からぽっかぽか！

4品目、和風グラタンは・・・「今日のお釜の中のご飯の量だと、全体的にちょっと足りないかな〜？」なーんて時のお助けマンにもなる！パパッとホワイトソース無しで作っちゃいます。思いがけない材料を使うことで癖になる味になりますよ！

締めのデザートは、以前にもレッスンした「おはぎのあんこ」を使って、きんつばのような？茶通のような？簡単な和菓子を作ります。ついつい手が出る気取らないお菓子です。

新年も、超家庭料理とともに、美味しい〜っ！の笑顔でスタートしましょう。

皆様のご予約をお待ち致しております。

レッスンのご予約は下のクスパへのリンクボタンからお願いします。

鯖または鰆の味噌煮

日本の家庭料理の一つとしてやはり覚えておきたい「鯖の味噌煮」。スーパーの惣菜、真空パック、色々なレシピや料理法が紹介されていますが、それぞれ個性があって地域によっても変わってきます。実は私、あまり好きではなかった味噌煮（笑）・・・。だからこそ、こうしたら？ああしたら？の研究の末、自分も納得できる一品に仕上がりました。お魚そのもののおいしさを損なうことなく、ふわりと甘味噌と絡んで、アァ、やっぱり和食っていいなぁ〜、おいひい、、、とため息が出ますよ。ぜひぜひ覚えて、自分のものにしてくださいね。

桜海老を使った茄子のマリネ

茄子は旬を過ぎましたが、年中手に入る基本野菜の一つですね。桜海老の旨味や香りを存分に利用して、新春のお祝いにも華やかなマリネにいたしましょう。人寄せにも役立ちますから、１年を通して思い立ったらすぐに作ることができます。もちろん旬の夏が来たら、大量の茄子をあれこれやっつける方法の一つにもなりますよ。献立の中のさっぱりとした味の役割として活躍してくれることでしょう。

ホワジャオ（花椒）香る鶏団子スープ

立ち上るスープの湯気の香りに、ぐっと食欲が湧いてきて、一口すすると体全体にじんわり染み渡り、食べ進めながら身体の芯からホカホカ暖まる、これからの季節にとても嬉しいスープです。生姜とホワジャオの香りとちょっとピリリとした刺激のコンビネーションが食欲を後押しします。千切りの野菜をたっぷり入れますので、野菜不足にもいいですね。ほろほろ柔らかい肉団子の作り方も要チェックです！！

和風じゃがいもグラタン

グラタンのようなこっくりしたものが”手間なしで作れて”食べたい時にも、何かもう一品欲しいなという時にも役立つ、レッスン恒例の困った時のお助けメニューです。今回お教えする和風としての素材は長ネギと明太子。もちろん創意工夫で冷蔵庫の中にある別なものでも代用ができると思います。まずは基本的なパパッとグラタンをお伝えしますので、そのあとはオリジナルのグラタンにもぜひチャレンジしてみましょう！軽食としてもとっても満足する一品ですよ。

薄衣の茶通

ほどよい甘さのあんこを薄い衣で両面焼きした軽いおつまみスイーツです。レッスンでは生地の配合と焼き方を行います。あんこの煮方については参考レシピお渡ししますね。温かいうちに、コタツに入ってホクホク食べるのも冬の風情、春になったらお花見要員として外へ持ち出すのもオツなもの。ちょっとした手土産にも重宝します。やっぱりあんこのスイーツはいつでも嬉しいものです。