【2024年11月のレッスン】本場イタリアンなクリームパスタや季節のフランス菓子、おせちのひと品まで!「欲張り食欲の秋」献立!

去る9月のお月見準備。中秋の名月だというのに、なななんと!「ススキ」が無い!? 吾亦紅、りんどう、女郎花も買ってきて、出窓のディスプレイはお月様を愛でる用意が万端だと言うのに、、、。肝心のススキが無いなんて、しょんぼり。。。ん〜、まぁしょうがないかぁと思って、気を取り直して買い物へ歩いて信号待ちしていると、「ヤザワさーん」と呼ぶ大きな声。目を凝らして見ると、これまたなななんと!!ススキを持って手を振り向かってくる、お隣りの7歳のお嬢さんではありませんか!信号を渡り終え、はい!と手渡しで頂いたススキ。絶妙なタイミング、想いが通じた先が可愛いお嬢さん、最高に嬉しい瞬間で、その夜の月は味わい深くとっても美しい満月でした。

毎年騒がれてはいるものの、今年は特に気候が異常ですね。普段見かける草花の成長や、穀物・果物・野菜の生育がこれまでのようには行かなくなっています。この状況がこの先普通になるのか、またはこんな時代もあったねと振り返るようになるのか、、、いずれにしても人間も自然の一部ということを、改めて心に留めながら暮らしていきたいものです。


話は変わって、最近のちょっとじんわり考えさせられる話。107歳で他界された美術家・篠田桃江のエッセイにこんな事が書いてありましたので少し抜粋。

/ 無駄にこそ、次のなにかが兆(きざ)しています。 / 無駄はとても大事です。 / 無駄はよくなる必然だと思っています。 / 人生の無駄を経験するからこそ、人としての味や深みが出る。 / 「人生の余白」ともいうべき、人としての遊びや余韻の魅力だ。 / 時間でもお金でも、用だけをきっちり済ませる人生は1+1=2の人生です。無駄のある人生は、1+1=10にも20にもすることができます。 / なにも意識せず無為にしていた時間が、生きているのかもしれません。/

皆さんはどう感じますか?秋の夜長に、虫の声を聞きながら、このエッセイを読んで自分を省みるというのも、いい時間ですね。

読書の秋に限らず、昔から色々な「◯◯の秋」と言われていますが、せっちゃんは言わずもがな、食欲の秋ですね〜!!笑 ちなみに音楽の秋は、小野リサの「This Masguerade」を最近リピート中。それとやっぱり、草花の秋がだいすき!!直近の表参道では、地下鉄から地上へ上がると、なんと彼岸花が真っ赤に群れ咲いているではありませんか!一気に階段をのぼれた事の驚きと、彼岸花のあまりの美しさに、人目も気にせず思わず「わーい」と声を上げてしまいました。たくさんの人の目に見て貰えていることを願いつつ、「私にも感動をありがとうね!」と心の中で声をかけました。


さてさて、本題ですよ!11月は晩秋のミラノ??木枯しのパリ??みたいな??笑 おしゃれな深い秋色を味わいましょうね!


せっちゃん流タルトタタン

おうちでも手作りのタルトタタンが食べれたら嬉しいですよね〜!煮りんご作りから、キャラメルの仕立て、そして組み立てと、少々手間暇がかかりますが、自分で作ったお菓子はやっぱりおいしく飽きずに食べられますね。


シンプルクリームパスタ

イタリアはミラノへ?本場の街角レストランへワープしちゃいましょう!きっと目から鱗かも。材料がとてもシンプルなので簡単なのですが、作る段取りやタイミングをよく覚えておきましょう。


キノコンゾーラ

きのことゴルゴンゾーラのソテーです。万能常備菜と言っても過言ではないでしょう!この季節にはぴったりの雰囲気ですが、年中使えて応用もできる一品です。


レタスのレモン風味サラダ

レタスがレモンと出会って、シンプルなドレッシングをまとえば、サイドメニューにとどまらず、ずっと食べていられるような美味しさ!


黒豆

11月ともなれば、「もう〜い〜くつね〜る〜と〜!」と聞こえてきそうな季節に突入。ほんの少し、来たるお正月を意識して、絶対うまく作れる、間違いの無い「黒豆」をレッスンします。我ながら毎度自画自賛してしまうこの黒豆。今までの人生の「無駄」が味になってるのかなぁ!?


Rasa Bahagia

茨城県つくば市の料理教室。 「美味しぃ〜っ!の笑顔」をコンセプトに、”超家庭料理”を提案します。 月替りの季節の献立を、少人数+実践形式で学べるクッキングクラブです。 ★クスパにて、教室詳細の公開&レッスン予約を受付中です! 講師:矢澤勢津子

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