【2024年9月のレッスン】残暑には、喉ごしの良い麺献立で、身体が潤う癒しのひとときを。日常にも、もてなしにも役立つ超家庭料理献立。
これを書いている7月31日、今日は表参道の日。
午前9時前、地上出口に立った瞬間「モワァ〜っ」とした肌にまとわり付く空気の中、昨夜の都会の喧騒が思われる残り香が混ざりあい、ふと、あたかも自分がその中にいた様な感覚になって、心がちょっと踊ってしまいました。昔の渋谷や表参道界隈の思い出も手伝って、とはいえ、今とは様子が全く違うけど。時代のうねりとともに大きく様変わりしてきた東京って、やっぱり凄いなぁ。
そうそう、表参道へ行けるということは!?、、、私の足が復活しましたー! 早朝のお散歩も再開!久しぶりにいつもの小径の風景を皆さんにお便りできるようになりました。朝焼けから顔を出す、真っ赤に燃える太陽に、つい手を合わせます。朝顔・百日紅・グラジオラスが民家の庭先や公園で迎えてくれます。私にとって濃い紫色のグラジオラスは、東京時代からの憧れの花で、お花屋さんで見かけては欲しくて欲しくてたまらなかったことを思い出します。若い頃の私には高嶺の花でしたね。歩きながらそんなことを思い出していたら、あ、そうだ、来年こそ球根を植えて見よう!と思い立ちました。花束にしてプレゼントできたら素敵じゃない!?想像は膨らんでワクワク!歩みも早まり余計に胸がドキドキっ笑
その日は思いのほか足が伸びて、丹精されている家庭菜園を通過。パプリカ・トマト・ナスどれも食べ頃に実っています。「今日の夕飯はラタテューユだよ!」と、心の中で呼びかけて、他所の家の夕飯を決めてかかる極めてお節介なわたし笑。よくよくその菜園の奥を見ると、とうもろこしも。夏野菜はピパピカでパンパンでエネルギッシュで、見ているだけでも元気がもらえるみたい。そうこうしているうちにコンビニに着いてふぅーと一息。お菓子の棚にゴーヤチップなる物を見つけ、家に戻って開封試食。んんん?なななんと苦く無い!へぇ、こんなものもあるんだと勉強になりました。
こうして、近所のいろんな場所に夏の風情を感じながら散歩ができることに感謝。調子に乗ってやりすぎず、ゆったりペースを守って続けていこうと思います。
9月のレッスンはとても涼やかな写真となりました。残暑が厳しい(はず!)ですから、喉越しの良いメニューでバテた身体を元に戻していきましょう!!食事をした後の、「あぁ〜、美味しかった!」というのは、身体も喜んでいる証。少しでも残暑を楽しみながら、移りゆく季節を過ごしましょうね。
水晶なすと水晶鶏の煮麺添え
具材も煮麺もつるりとした喉越し。すっきりした冷たい出汁とともに、暑さに疲れた身体へ癒しになります。茄子と鶏肉に少し手間を掛けて、もてなしにもぴったりの上品な一杯です。
枝豆とみょうがの白和え
旬の野菜に、せっちゃんの基本の白和え衣をまとわせて、季節の風味が豊かな一品です。白和えの衣を覚えておけば、季節ごとにオリジナルの白和えが楽しめますね。
揚げ物2種
● 甘タラのフリッター
● キムチーズインゴーヤーフライ
フワッと柔らかなフリッターは、タラの下ごしらえと衣の材料がポイント!お酒好きな方はビール片手にパクパク止まりません。お馴染みのチーズインゴーヤーフライは、キムチも一緒に入れてアレンジしてみました。風味がプラスされて、これまた定番のレパートリーになりそうです。
錦玉羹(きんぎょくかん)
今回は和菓子。なんといっても見た目の涼やかさがいいですね。ひんやり、もっちり、ホロリと解けて、優しい甘さと素材の風味が広がる夏の和菓子です。少々手間はかかりますが、じっくり向き合いましょう。
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