【2024年4月のレッスン】春のお出かけには、やっぱりおにぎりが嬉しい!美味しい! 年中役立つ基本のおかずと共に、お花見献立で楽しもう!

我が家の梅も、例年より二週間ほど早く咲き始めましたが、なんとか今まで持ちこたえてくれていて、唐子咲きの椿と一緒に庭を彩っています。水仙、スノーボールが咲き、渡り鳥たちが北へ帰るニュースを耳にし、雨水も過ぎて春の兆しもちらほらと嬉しく、淡春を感じる近頃です。松任谷由美の「春よ、来い」がラジオから聞こえて来て、なんだか体も緩みはじめます。

玄関先のディスプレイは、新旧の雛人形が勢揃い!私の生まれた昭和25年、戦後のモノが無い時代に、母は私の初節句の祝いに雛人形(市松人形)を、足を棒にして探したと聞きました。しかも、それは"お人形だけ"!着物は着ていない状態で見つけたのだそうで、母が手作りで縫って着せたものなのです。さらに、ずいぶん後で判明した事なのですが、そのお人形さんは、名功の作でした。50年以上同じ着物だったので、そろそろ着せ替えをしようと、お店に持ち込んだときの事、「これは先代の作品です!是非京都に送り、勉強させてください。」と言われて!!皆んなでビックリ!!

芸術作品・工芸技術、名の付いている作品もそうでない作品も、大勢の心を打つものでも、たった一人だけに届くものでも、それぞれに意味があり価値があり、人間の豊かさを育む大切な文化だなぁと思います。料理も、もしかしたらそうなのかもしれませんね。誰かの心をほぐしたり、慰めたり、元気にしたり、、、。「おいしさ」は一つに定義出来ないけれど、たった一人でも「美味しぃ〜っ!」と言って下されば、私は最高に幸せ。だから、せっちゃん流のおいしさの追求がとまらないのです。笑

さて新年度のスタート、4月のレッスン。昔も今もこれからも、日本人にとって、いや、世界中の人たちにも無くてはならない!?"おにぎり(Rice Ball)"。これがあるから、いろんなおかずがさらに美味しい!暖かな陽気に誘われて、おにぎり持ってお出かけしたくなる、そんな献立を楽しみましょう!


おにぎりには、「鳥の唐揚げ(塩唐揚)」

外はパリッと、中はジューシーに。あっさりうま塩だから、ついつい手が伸びます。香りの仕立て方もポイントあり!野菜との相性も良いので、いろんな茹で野菜や生野菜と一緒にもりもり食べましょう!!


おにぎりの中身は、「しぐれ煮」

普段のおかずにも役立つ、年中使える一品です。これから暖かくなりますから、日持ちのする方法をしっかり覚えましょう。


おにぎりに合う煮物は、「高野豆腐」

これまでのレシピ内容に変更はありませんが、新しいポイントに気が付いたので、これまで体験された方々も、もう一度聞きにおいでくださいね!安心の煮物です。


そして主役は「おにぎり」

ただ握るだけでも良いのだけれど、超家庭料理のおにぎりは、せっちゃん流を表現しないとね!!とは言っても、派手な物でなくて良いんです。これこそ、心をほぐして元気が湧く、美味しいおにぎりです。


道明寺桜餅

季節柄、やっぱりワクワクするのが桜餅。花より団子!せっちゃんあんこを仕込んでペロリとイケる道明寺桜餅。道明寺粉の戻し方に工夫を入れてもっと美味しく!あんこも作りますからお楽しみに。


Rasa Bahagia

茨城県つくば市の料理教室。 「美味しぃ〜っ!の笑顔」をコンセプトに、”超家庭料理”を提案します。 月替りの季節の献立を、少人数+実践形式で学べるクッキングクラブです。 ★クスパにて、教室詳細の公開&レッスン予約を受付中です! 講師:矢澤勢津子

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