【2021年3月のレッスン】淡春のキャンバスに、旬の美味しさを描く!鯛のおぼろ飯で、春のお祝い献立!!
1月20日の大寒、そして2月3日の立春。
木々の梢には新芽や花芽の準備が整い三寒四温を繰り返して確実に春が近づいて来ています。寂しそうな枯れ木林の中に、鮮やかに咲き誇る紅梅を見つけて、ホッと嬉しくなりました。この時期に何時も願うことは、雪が降らないことです。花がついている時に雪が降ると、低温障害で実がつかなくなるのです。
今日もひらひらと牡丹雪が舞い降りて来て、大丈夫かなぁ〜?と心配しながらも、それはそれは優雅に舞い降る風情にゆったりとした気持ちになりました。
さてさて!3月のレッスンのご紹介。
ひな祭り、卒業、ホワイトデーと、ウキウキお祝い月ですね。生徒さんからの「鯛飯」習いたーい!!という声に応えます。2、3年前には鯛を一匹使い、土鍋で炊くレッスンをしました。今回は、ワンランク上の「鯛のおぼろ飯」で、せっちゃんの超家庭料理をご紹介します。お年寄りにも、離乳食にも優しい献立。口の奢ったお酒好きの男性にまで、「上手い!」という声、間違いなしです。
それでは、日本の3月ならでは!淡春を五感で味わう献立、行ってみましょう〜!
鯛のおぼろ飯
鯛には他の魚にはない、素敵な香りがあります。穏やかで、品があって、ありがた〜い幸せの香り。。。私流のおぼろは、鯛の切り身を使って、少々時間をかけて炒る料理です。工程の途中で出た副産物も、大切な材料となりますので覚えておきましょうね。ただの丼モノじゃぁありませんよ!笑 全部かき混ぜて、ふんわりとした、優しく美味しいひとときを体験してください!
白インゲンの煮豆(大福豆:オオフクマメ)
煮豆シリーズ、最終回かしら??白インゲン(大福豆)をレッスンします。大福と書いて「おおふく」と呼びます。なんだか縁起が良いでしょ!しっとりホロリ、ふんわりとした色味。煮豆レパートリーの一つに加えてください。【まだ習っていないお豆さんがある方は申し出て下さいね。今後のレッスンで順次復習して行きましょう】
やきいもサラダと菜の花の生ハム巻き
サラダとして、ポテトサラダならぬ、スイートポテトサラダを。焼き芋に相性抜群の材料を混ぜ込みます。レーズンと胡桃がとってもイイアクセントになり、見た目もオシャレ〜!旬の菜の花は、これまた旬のクレソンと共に、生ハムで巻きます。付け合わせる梅ドレッシングが、これまた万能ドレッシングです。和風だからこそ、鯛飯との相性もピッタリ!
ハマグリの潮汁
お吸い物で、旬の大きなプリプリハマグリを頂きましょう。作り方に難しい事はありませんが、お出しの取り方や貝の下ごしらえ、風味を逃さずすっきりした潮汁に仕立てるポイントを習得してください。あさりなどにも応用ができます。これぞ、春〜!!の美味しさです。
ストロベリープディング
デザートは、以前レッスンしたことのあるアップルプディングの応用です。作るときのちょっと驚きの大胆さと、出来上がりのキュンとする春の香りを楽しみましょう!なんと、冷凍も出来ちゃう!嬉しい一品です。3月~4月に出回る小振りの露地物がお菓子作りには最適ですよ。
自分で言うのもなんですが、3月も盛り沢山の献立ですね!笑 お料理は、ちょっとしたアイデアや、経験から学んだ一手間が美味しさをひきだします。皆さんの日々のお役に立てれば、とっても嬉しいです。暖かさが増す季節に、楽しくたっぷり、春を頂きましょう!
皆さまのお越しをお待ち致しております。
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