【2020年11月のレッスン】深まる秋のほっこりお芋さん献立!里芋のコロッケとスイートポテト、ザ・家庭のデイリー惣菜&正月見据えた和の1品まで盛り沢山!!
せっちゃんの、今年のトップニュース!!(まだ早いかな・・・?笑)
35年前、つくばへ移り住んできた時に植えた、記念樹「沙羅」の木が、病気にかかって枯れてしまいました。残念だけど、思いきって伐採しました。共に暮らした愛犬三匹の為に、木陰を作り、皆を見守ってくれました。春をそっと告げる芽吹きは美しく、入梅の知らせに咲く花は儚くも清楚でいさぎよく、花が終わると梅雨明けを告げる。四季の移ろいを気づかせ、折々の生命力豊かな姿を楽しませてくれた事に、只々感謝です。出会いがあれば別れが来ます。祇園精舎の鐘の声、、、沙羅双樹の花の色、、、諸行無常というものを、暮らしの中で感じさせてくれる大切な記念樹でした。本当に今までありがとう。。。
その一方で、今年は遅いなぁ〜!?と、思っていた彼岸花が、お彼岸を過ぎて咲き始めました。日中に見せる燃えるような赤色とは対照的に、明るい中秋の名月に浮かび上がるシルエットは、妖艶で怪しく、、、。こんな姿を見られるのも、全て必然なんだなぁ〜、などと、物想いにふける満月の夜でした。
さぁ〜てさて〜!11月のレッスンですね!! 毎年、お正月のための「おせち」を見据えて献立をご紹介してきましたが、今回は旬の"イモ"を使った料理で、「お芋さん献立」にしました。日々の家庭料理にとことん役立つメニューばかりです。「一応作れるけれど、なんとなく自信がない、、、」「今ひとつポイントがわからない」という方、このレッスンで腑に落としてクリアにしましょう!
里芋のコロッケせっちゃん流
長〜いこと作り続けている、私の定番コロッケをご紹介します。里芋はこれからが旬!美味しい季節に、みんな大好きなコロッケで温まりましょう。混ぜ込む具材は意外に手間なしで庶民的に。パクパク食べれるコロッケです。ご期待ください!
卯の花の煮物
皆さんは「卯の花(おから)」使いますか?? 作るけどイマイチ?あまりよくわからない代物? 皆さん思う所いろいろあるかとは思いますが、ちょうど良い塩梅の「口当たり」と「味の濃淡」が難しいところかもしれませんね。今回はひじきの煮物から展開して作っていきます。一石二鳥ですよー!!
ひじきの煮物
基本の家庭料理、ひじきの煮物です。煮崩れたりせず、具材全体がうまくまとまるように煮上げていきましょう。その日の献立に合わせた味造り(調整)が出来ると良いですね。暮らしの中にずっと携えていきたいレシピでもあります。
チーズインちくわと ししとうの炒め物
これぞ、家庭料理どまんなか!といった一品ですが、少し濃いめの味付けに、シシトウの香りがなんとも美味しいんです。お弁当にも、酒のつまみにも、なんでもOK!! 野菜は他のものでもアレンジできますね。困ったときのお助けメニューとしてレパートリーに入れてください。
鯛の昆布〆・菊なます・きゅうりの酢の物
「やっぱりおせちも習いたい!」という声もありましたので、お祝いに相応しく、盛り合わせで美しい、食べ合わせでベストマッチな一皿をご紹介します。鯛の昆布〆はポイントを掴めば意外に簡単なのですよ。合わせるのはきゅうりの酢の物と、菊なますです。菊が初めての方、是非体験してください。
スイートポテト
デザートには、旬のさつま芋。50年前の懐かしいレシピを紐解いて、現代せっちゃん流にアレンジしました。一口サイズの可愛いスタイル。1個食べて優しいおいしさ、もうひとつ口に運ぶと更なる美味しさ、気づくともう一個と手が!! 美味しさがじわりと確信に変わりますよ。「お芋さん好き」にはたまらない、大人のお菓子となりました。
今回の写真撮影では、テーブルクロスを何にしよっかなぁ〜?と、探していた時、たまたまボディに掛けてあった(初めてこのブログをご覧になった方、ウチは洋服の仕立てもやってます!笑)フランスの秋の街角を描いたプリント生地が目にとまり、試しにテーブルに敷いて洋食器を無造作に置いた瞬間、頭の中でアコーディオンの小気味良く弾む曲が流れて、思わず、ララララ〜 ラララララララ〜 ゥン〜ゥン〜〜・・・「パリの空の下」を口ずさんでいる自分がいました。。。秋晴れの心地よさも手伝って、これしかないっ!!笑
実際にお皿にお料理を盛り込んでみたら、日本の"THE家庭料理"たちが、パリの街角との不思議なミックスとなって、ウフフ!のおしゃれな画となりました。
こういう、思ってもみなかった新しいモノが出来上がるクリエイティブな瞬間や出会いがあると、なんだか自分だけの宝物を見つけたように楽しくなってしまいますね。
ぜひ、11月の秋も深まった頃、そんな楽しい空間を味わいにレッスンにお出かけ下さいね!
Merci et à bientôt.
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