【2021年9月のレッスン】残暑バテには、焼き鯖鮨とお稲荷さんの、優しい美味しさを。蒸物・漬物・爽やか焼き菓子と共に、納涼寿司献立!

今年の梅雨入りは6月14日、梅雨明けは7月16日でしたね。なんだかあっという間に梅雨が通り過ぎた感じ。私は梅雨明けの日にいつもの小径で、郷愁を誘う「ひぐらし」の声を聞き、これから本格的に暑くなるというのに、秋空を思い浮かべました〜。(まぁ暦の上では8/7が立秋なのですがね、、、。)

月に1度、通院の時の楽しみがあります。病院の待合室に飾ってある、月替りの"日本画"に出会える事です。ドクターの奥様が描かれているそうで、7月の絵は椰子の葉を背景に、カンナ・ハイビスカス・ドラセナと咲き誇り、画面構成やビビットな色合いがとっても素敵なんです。初めて目に飛び込んできたときの、直感的に「素敵!!」と、身体が反応した瞬間が、私の最高の幸せ。。。

「直感」ってなんだろうと、ふと。。物事を素直に感ずる心、かなぁ。自分自身をしっかり信じれるからこそ湧き上がる感覚?かもしれません。ネット社会の今、SNSなどで溢れる真偽ごちゃ混ぜの膨大な情報。あっちだこっちだと振り回されるのも、都合の悪い事は見て見ぬふりを決めるのも、誹謗中傷の片棒を担ぎ優越感に浸るのも、自分を信じることができずに不安だからなのかも。。。

たくさんの物事に実際に手を触れ、味わい、自分の心の眼を育ててこそ直感力が磨かれ、それを信じる事ができるから、人生で直面するどんな場面でも、「大丈夫!」と言える。「大丈夫!大丈夫!がハズレるのが一番危ない!」という、私の剣道の恩師の言葉がありますが、直感力や経験値を伴わない、"知ったかぶりの「大丈夫!」"が蔓延して、今の世の中を危うい世界にしているような気がしてなりません。その恩師は、戦時中の南方ラバウルからの生き残りだったそうで、日本へ戻って来れたのも「自分の直感力を信じたからこそ」とおっしゃっていたのを思い出します。。。

"直接触れあう"というリアルな経験の場面が難しい昨今、身近なところで、心躍る瞬間を見つけながら自分の素直な感覚を確かめつつ、過ごしていきたいものです。

さぁさぁ、秋空を思い浮かべて、9月の寿司レッスンをご紹介しますよー。


焼き鯖寿司

福井県の郷土料理「焼き鯖寿司」。なかなか良いレシピが書けました!香ばしく焼き上げた鯖と、酢飯の丁度良いバランスを目指します。特別な器具も要りませんから、気軽にチャレンジできます。聞いた話ですが焼き鯖寿司は、羽田空港での"空弁"で、1位になった事も有るとか!?せっちゃんの焼き鯖寿司も美味しいよ〜!乞うご期待!!


稲荷寿司とかっぱ稲荷

「まだ"稲荷寿司"習ってなーい!」という声に応えます。ふっくらジューシー・・・優しいお味のおいなりさん。スーパーの特売おあげで大丈夫!ふっくらと煮あげるコツをお教えします。酢飯の詰め具合や揚げの絞り方にも注意を向けてみましょう。一捻りした、あっさり嬉しい「かっぱ稲荷」も楽しみにしていてください!


あんかけ茶碗蒸し

お寿司にはつきもの!の茶碗蒸し。まだまだ残照が厳しい季節なので、あんを注いだお吸い物仕立てで、梅をトッピングに使ってさっぱりと頂きましょう。シンプルな茶碗蒸しの基本を学べますので、応用次第でレパートリーが広がりますね。


茄子のあっさり漬物

古〜い言葉ですが、「秋茄子は嫁に食わすな」なんて言うくらい、9月の茄子はとっても美味しくなってきます。少し前にもレッスンした事がありますが、今回は漬け汁をリメイクして、連続3回も漬けられる方法をお伝えしますね。綺麗な紫色は料理に彩りを添えて魅力的ですね。


アイシングレモンケーキ

ここ2,3ヶ月は、つるりん!もっちり!ふんわり〜で喉越し良いデザートでしたね。9月は久しぶりに焼き菓子に挑戦しましょう!アイシングレモンケーキという名前ですが、本体は基本のスポンジケーキの応用。しっかり膨らんでヘコまない生地を復習しながら、レモンが口の中で弾ける絶品ケーキを目指します。ちょっと難しいアイシングも学びましょう。


Rasa Bahagia

茨城県つくば市の料理教室。 「美味しぃ〜っ!の笑顔」をコンセプトに、”超家庭料理”を提案します。 月替りの季節の献立を、少人数+実践形式で学べるクッキングクラブです。 ★クスパにて、教室詳細の公開&レッスン予約を受付中です! 講師:矢澤勢津子

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